犬の寿命は体の大きさで異なり、その差は5年から7年程度といわれています。どのくらい一緒にいられるのか、犬の飼育を始める前に理解しておきたいことでしょう。もちろん寿命は個体差があり、平均年齢以上に長生きする犬もいます。しかし、飼育開始時は小さな子犬でも、人間よりも早いスピードで年を重ねるということは知っておかなくてはなりません。
今回は、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなどの大型犬が小型犬よりも短命となる理由や大型犬の特徴、犬の年齢を人間の年齢へ換算する方法をご紹介します。これから犬を飼育しようと考えている方、現在犬を飼育している方は、ぜひチェックしてください。
一般的に、大型犬のほうが小型犬よりも寿命が短いという特徴があります。ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなどの体の大きい犬種が大型犬、トイプードルやチワワなどの体の小さな犬種が小型犬と呼ばれています。大型犬と小型犬では、平均して5年から7年程度、寿命に差があるのが特徴的です。
ではなぜ、大型犬は小型犬よりも短命なのでしょうか?大型犬が小型犬よりも寿命が短くなる理由は以下のとおりです。
大型犬は体が大きい分、小型犬よりも早いスピードで成長します。そのため、寿命が小型犬よりも比較的短めになるのです。
また、大型犬は大きな体を維持するために、小型犬よりも多く細胞分裂を行います。細胞分裂の回数が多い分、小型犬よりもガン細胞の発生率が高くなるなど、病気になるリスクが増加するという特徴があります。
大型犬は体に対する臓器の比率が小型犬よりも小さく、負担がかかりやすくなっています。負担が多くかかることで、細胞の老化が早まってしまうといえるでしょう。
犬の体の大きさは、「IGF-1遺伝子」による「IGF-1因子(=成長ホルモンの一種)」で決定されているといわれています。この「IGF-1因子」が多いほど体は大きくなり、寿命は短い傾向にあります。
大型犬が小型犬よりも短命なのは、このようにいくつかの理由があるということがわかるでしょう。
しかし最近では医療が発展し、大型犬の寿命も長くなりつつあります。食事や運動など健康に注意を払い、長生きするためのお手伝いをしてあげましょう。
大型犬は1才になった時点で、人に換算すると12才くらいの年齢に相当します。1才以降になると成長スピードが緩やかになり、少しずつ年をとっていくようになります。
12+(犬の年齢-1)×7=「大型犬の人間年齢」
小型犬の場合は、1才を迎えると人の17才くらいに相当します。1才の時点では小型犬のほうが早く成長しているのがわかります。そしてその後は大型犬と同じように、成長スピードが少しなだらかになるという特徴があります。
(犬の年齢+4)×4=「小型犬の人間年齢」
この計算式でわかるとおり、大型犬と小型犬それぞれの人間年齢を算出すると、4才を過ぎた段階で、大型犬が小型犬の人間年齢を上回り始めるという特徴があることがわかるでしょう。
小型犬は1才の時点では大型犬よりも早く成長しますが、4才を超えたあたりで人間年齢を見ると追い抜かれているという結果になっています。成長スピードの差は、大型犬と小型犬の寿命に差が生まれる大きな理由といってよいでしょう。
ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなど、大型犬の寿命は小型犬よりも短く、成長速度にも違いがあるとされています。大きさから見た内臓の比率や細胞分裂の回数など、大型犬の特徴が寿命に大きな影響を与えているのです。
しかし、近年では大型犬・小型犬ともに平均寿命は伸びつつあります。運動に気をつけながら質のよい食事を与えることで、平均寿命を超えるような長生きをすることも十分に可能といえるでしょう。
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